高校受験、お疲れ様でした

今年も受験が終わりました

今年も大学受験、高校受験共に終わりになりました。 受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。 合格したにせよ、不合格だったにせよ、新しい場所で新しい学習が始まります。 そこで頑張ることを目標に意識を切り替えましょう。

最初の2年がとても大事

中学生から高校生に進む場合、中学校の間に、無意識についてしまったクセを直す必要があります。 非常に勘違いしやすいですが、進学するにせよ就職するにせよ、事実上、高校ではたった2年間しか勝負のタイミングはありません。

たとえば、大学進学で指定校推薦を受ける場合、高校1~2年生までの評定(成績)が全て選抜に用いられます。 就職でも同様です。これは就職先への学校からの推薦と言えます。 一般的には3年生の1学期のタイミングで、学校内の誰を推薦するのかが決まります。 つまり「3年生になってから頑張る」では手遅れです。

指定校推薦を受けないのであれば、一般入試を受けることになります。 しかし中学課程と異なり、高校課程で必要とされる知識量はかなり多量です。 高校3年生から頑張ることも可能ではありますが、非常に困難と言えます。

全国大会で戦うようなもの

更にこれも非常に勘違いしやすいですが、大学入試はいわば「全国大会」です。 高校入試は、どれほど上位校であっても、北勢地域の大会に過ぎないとも言えます。 しかし難関校と呼ばれる大学は、全国の高校生が受験します。 「全国大会で勝つ」というのが非常に難しいことだというのは想像しやすいと思います。

受験が終わったからと言うのではなく、そのまま受験生のつもりで高校1年生を過ごしてください。 高校1年生では、高校という課程での振る舞い方を基礎付ける大事な一年です。 高校3年間の中で最も大事な学年です。

ただ、受験があるとはいえ、勉強は一生続けるものです。 もしできれば、何でも良いので好きな科目を作って、一生学んで行きたい分野を作ってください。 それを意識して高校在学中に探すようにしてくださいね。